尾白川渓谷|南アルプス天然水のふるさと、往復30分でエメラルドの滝壺へ【北杜市】
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北杜市 / 2026.01.21 / 7 min read

尾白川渓谷|南アルプス天然水のふるさと、往復30分でエメラルドの滝壺へ【北杜市】

Ojiro Valley — Emerald Waters in the Birthplace of Suntory Natural Water

おひとりさま度 Solo Friendly
★★★★☆
静かさ Quietness
★★★★★
穴場度 Hidden Gem
★★★★☆
アクセス 🚗 Access (Car)
★★★★☆
アクセス 🚃 Access (Train)
★☆☆☆☆
🌿 おひとりさまでも楽しめる理由

千ヶ淵までは往復30分の短いトレッキング。自分のペースでゆっくり歩けるので、体力に自信がなくても大丈夫。深い森の中でひとりになれる時間は、おひとりさま旅の醍醐味です。川沿いの道は人ひとり通れる幅なので、自然と「ひとりの時間」が生まれます。平日は本当に誰にも会わないことも。

深い緑に包まれた渓流を歩き、ふと顔を上げると——目の覚めるようなエメラルドグリーンの滝壺が現れます。

耳に残る川のせせらぎ、指が痛くなるほど冷たい清流、ずっと深くなっていく呼吸。国道20号から車で10分。尾白川渓谷は、地元民が隠しておきたいとっておきの穴場スポットです。

サントリー南アルプス天然水のふるさと|日本名水百選

その昔、白州の山中に白い神馬が住んでいたという言い伝えから名付けられた尾白川。南アルプスから流れる良質な水とその渓谷美が評価され、日本名水百選に選定。さらにサントリー南アルプス天然水の採水地でもあります。大々的な観光地化はされておらず、昔ながらの自然が今も色濃く残っています。

尾白川の清流

渓谷に入る前の準備

歩きやすいスニーカーまたはトレッキングシューズが必須です。 川沿いの道は石が多く滑りやすいため、サンダルや革靴では危険です。渓谷内に売店はないので、水も忘れずに持参してください。

夏場は岩に座って足をつけるだけで最高に気持ちよいので、濡れてもよいサンダルを別途持参するのもおすすめです。

ベストシーズンは春か秋。 秋は紅葉が美しく渓谷美が際立ちます。夏は水遊びができますが、近くにキャンプ場があるため土日は家族連れで賑わいます。静かに楽しみたい場合は、平日の午前中が正解です。

新緑の渓谷を見下ろす木造のつり橋

駐車場から5分ほど歩くと、渓谷に続くつり橋が現れます。

木造のつり橋


渡るときに少し揺れますが、足元は木の板がしっかり固定され、木製の手すりもあるので安心です。橋の上から見下ろす新緑の渓谷は、それだけで写真が撮りたくなる景色です。

つり橋からの眺め

渓流沿いをトレッキング

つり橋を降りると、川沿いの散策スタートです。石の多い川辺を、足元に気をつけながら上流へゆっくり進みます。

渓流沿いのトレッキング

夏なら大きめの岩に座って渓流に足を浸してひと休みを。オタマジャクシや小魚を見つけることもできます。

夏の渓流

千ヶ淵|息を呑む、エメラルドグリーンの滝壺

川沿いを10分ほど歩くと、せせらぎの音がだんだん滝の音に変わっていきます。

ふと前を見ると——息を呑むほど美しい、エメラルドグリーンの滝壺、千ヶ淵(せんがふち)が現れます。

千ヶ淵のエメラルドグリーンの滝壺


見つめていると吸い込まれそうな深い緑の水面に、思わず立ち尽くしてしまいます。周りの声がだんだん遠くなり、自分もこの自然の一部になったような感覚。ここで深く息を吸い込むだけで、日常の悩みが少しずつ遠のいていきます。

鬱蒼とした木々の隙間から差し込む光、澄んだ空気、ずっと耳に残るせせらぎの音——忘れかけていた自分自身が、ゆっくりと戻ってくるような時間です。

※千ヶ淵から先の山道は本格的な登山道です。十分な準備をしてから進みましょう。

駐車場・周辺情報

最寄りの無料市営駐車場(約100台)にトイレと売店があります。売店ではそばやうどんを食べることができますが、ピクニックをしたい方はふもとの道の駅などで事前に購入していくほうが安心です。

市営駐車場

コンビニやレストランは周辺にないため、食事・飲み物は必ず用意してから向かいましょう。

アクセス Access

【車(必須)】 国道20号・白州方面から県道を進み、尾白川渓谷駐車場まで約10分。 中央道・白州ICから約10分。無料市営駐車場(約100台)あり。 ※直通の公共交通機関はないため、車でのアクセスを推奨。レンタカーやタクシーの場合はJR小淵沢駅から約20分。